スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.13

6月 19, 2017



【ユニークなキーを割り当てる技】
フラグを立てたデータだけを別リストで参照したいような場合、ユニークなキーを割り当てるとコントロールできます。



「ユニーク」というのは「一意」などと訳されますが、「他と重なっていない」「重複していない」というような意味です。

社員番号のようなものを思い浮かべてください。
これからの時代は必須の用語なので「ユニーク」のまま理解してください。

抜け番号にユニークなキーを割り当てて、C列に抜け番号だけを表示させます。
ユニークなキーにはシンプルに1から始まる連番を使います。
G列で抜け数字に上から連番を割り当ててみます。

<図13-1>


こんな風になればできそうな気がしませんか。
どうすればできるかというと、やはりCOUNTIF関数なのです。
チャレンジしたい方は以下の解説をみずに考えてみてください。


では解説です
F列の「TRUE」の数を上から順番に数えると、連番を割り当てることができます。
「FALSE」の時はゼロにしたいので、小技を使っています。
「TRUE」は「1」、「FALSE」は「0」という値を持っていることを利用しています。

分かりにくければIF関数を使ってもよいかと思いますが、IF関数を多用すると分かりにくく、重くなることがあるので注意してください。
可読性とのトレードオフです。

G2セル=COUNTIF($F$2:F2,TRUE)*F2

<図13-2>


ここまでできたら連番を利用してC列に抜け番号だけを表示してみてください。
基本の関数だけで完成させます。

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